印鑑の書体を選ぶポイント<印鑑に向いている書体とは>

印鑑を作る時には、いろいろな書体の中から文字を選ぶことになります。書体は、印影の印象を決めてしまうものなので慎重に選びたいですね。印鑑の書体を選ぶ際のポイントをご説明いたします。

 

実印、銀行印に向いている書体

実印だからどの書体を選ばなくてはいけない、という決まりはありません。

もちろん三文判で使われているような楷書体や古印体などでも構わないのです。しかし、実印というものは借金の連帯保証人になる際に捺したり、遺産相続の分割協議の時に捺したりする大切なものです。ですから、できるだけ偽造されにくいものを選ぶべきでしょう。

 

おすすめは「篆書体」と「吉相体」
そのため、識別しにくい書体を選ぶ人が多くなっています。

具体的には、篆書体や吉相体を選ぶといいでしょう。

 

ただ、画数の多い字が名前に含まれている場合は、印影がはっきりと判別できる書体を選んでもいいでしょう。特に吉相体は篆書体以上に識別しにくく、偽造防止には効果的ですが判読が難しくなり過ぎて、実印の登録ができなくなってしまうこともあります

 

画数の多い漢字が含まれている場合は、出来上がりのイメージを前もって見せてもらって、判読できるか確かめてみることをおすすめします。

 

銀行印の場合も同じような選び方で構いませんが、吉相体は読みにくいので避けた方がいいかもしれません

 

認印に向いている書体

おすすめは「古印体」と「隷書体」

認印は、私はこの内容を確認しました、という確認の意味を持つものなので、誰が捺したのかが分かりやすいように読みやすい書体を選ぶのがいいでしょう。書類をあとで回覧した時などに、これは誰が捺した印鑑なのか分からない、ということになっては支障をきたしてしまうこともあります。

 

そのため、古印体隷書体を使うことをおすすめします。古印体は太くはっきりとした線が特徴です。隷書体は上品で落ち着いた印象を与えます。このうちどちらかを好みで選ぶといいでしょう。

 

ただ、絶対にこれでなくてはいけないということはありません
用途的に問題がなければ2本目以降は違う書体で違った雰囲気を楽しむのもいいでしょう。